少ない服で着回しするための考え方
- 服がたくさんありすぎる!収納を増やしたい!
- 服を減らしたい!でも何を減らしたらいいの?
- 少ない服でうまく着回しできたら経済的なのに……
こんな風に思ったことはありませんか?今よりも服を減らすことができれば、お財布にも優しく、新しく収納を用意する必要もありません。また時間的にも精神的にも余裕ができます。ですが、いつも同じ服ばかり着るのは飽きそう……。
そう思う人におすすめしたいのが、今回の記事です。服が少なくても最大限着回しするためのコツをご紹介します。あなたのクローゼットを一気に整理できるはず。
【関連】
マネするだけでOK!着回しワードローブ10アイテム《2016冬〜2017夏》
1年間通して実感した最低限必要な服と靴29【2017年版】←NEW!
着回し力抜群の最小ワードローブで生活をもっと豊かに
最小ワードローブとは「必要最小限の手持ち服」のこと。他にもシンプルワードローブ、カプセルワードローブともいいます。
ミニマリストのライフスタイルが注目されて久しいですが、最小ワードローブも考え方は同じ。服を少なくすることで、これまで服にとられていた時間やお金を自由に使い、精神的にもラクになりましょう、というものです。
じっさい、服は多ければいいということはなく、いかに着回しできるかが非常に重要なポイントです。
あまり着ていない服のために時間やお金や労力を使うのはとても無駄なこと。服を最小限にすることで、あなたの生活はより豊かになるはずです。
関連:シンプルワードローブがもたらす効果|経済的、時間的、空間的、精神的にラクになれる
最大限着回しするためにはどうすればいい?
服を少なくする、といっても、いつも同じ服ばかりではつまらないと思いませんか?トレンドだって取り入れたいし、いろんな着こなしを楽しみたい。そんな人にこそ、こちらの記事はおすすめです。
「フランス人は10着しか服を持たない」という本に感化されて、服をぐっと少なくしてから約1年。これまで最小限の服で最大限着回しするにはどうすればいいかを考えてきました。
関連:フランス人は10着しか服を持たない〜8ヶ月実践して得た日本人への応用方法
春夏秋冬、すべてのシーズンで10着ほどの最小ワードローブを揃えてみて、いきついた考え方をここに記録しておきます。
最小ワードローブはかけ算で考えるとうまくいきます。
着回し力抜群のワードローブはかけ算で考えよう
少ない服でどうやって着回しするのか?ということですが、こう考えるとすとんと腑に落ちるのではないでしょうか。
最小ワードローブ10点の考え方がこちら。
まず、
- ボトムスとトップスのかけ算で着回しを考える
- ワンピース、オールインワンなど単体で着られるアイテムを揃える
- それに似合う羽織ものを考える
- それらに似合うシューズを考える
こういう順序で最小ワードローブ10点は構成できます。
シーズンや好みによってトップス、ボトムス、ワンピース、羽織もの、シューズの点数は増減できます。
ポイントは、トップスのどれをボトムスのどれと掛け合わせてもうまくハマるラインナップにすること。
上の画像例でいくと、スキニーと白シャツ、ブルーシャツ、ボーダーシャツどれをあわせても似合いますし、それはタイトスカートやストレートデニムも同様。
1点で着こなせるワンピースを取り入れ、かつそれらに似合う羽織ものを足す。トータルでできたコーディネートにあわせるシューズを揃える。こういった手順です。
どんな服にも似合う服がない!というときはシンプル服を揃えてみる
ここまでの説明をみて
- こんな風にうまくいくわけない
- トップスもボトムスもワンピースも羽織もシューズもすべて組み合わせられる服なんてない
と思う人もいらっしゃるかもしれません。
おっしゃる通り、どんな組み合わせでもOKな服はそうありません。こういった考えを持つ方はぜひ自分のクローゼットをのぞいてみてください。おそらく今お手持ちの服は、フェミニンすぎたり、エスニックテイストすぎたり、ロックテイストだったり、古着っぽさがあったりと個性が強いものが多いはずです。
これらはそれ単体ではかわいく着られるものですが、着回しできるかというとあまり役に立ちません。
ぜひ シンプルでベーシックな服を揃えてください。主張がなく、シンプルすぎるくらいがちょうどいいです。そういった服はどんな服や靴と合わせても違和感がありません。クローゼットの中をあけて、まずはシンプルでベーシックな服がどれだけあるかを確認してみてください。
まず揃えて欲しい基本のシンプル服5つについてはこちらで。
トレンド服や自分らしい服はわずかでいい
ただ、シンプルでベーシックな服ばかりになってもつまらないですよね。
- 地味になるのはイヤ……
- 自分らしさも出したい……
と思う人もいらっしゃるかと思います。
たしかに、今旬なトレンド服や自分らしい服を取り入れたいですよね。ですがそれらはほんの少しでいいです。
大半をシンプルな服で揃え、トレンドのアイテムは2、3点取り入れるだけで十分。つまり全体の2,3割です。まずはシンプル服、次いで慎重にトレンド服をどう取り入れるかを考えていきましょう。
同じような考え方は雑誌でも取り上げられてました
これまでにご紹介した内容は雑誌でも特集されていました。どの組み合わせでもハマるラインナップが紹介されています。
こちらのようなラインナップにすれば毎朝着るものに困らず、朝コーデを考えるのがとてもラクになります。あとはこれらに合う靴を探せば完成
これまでにご紹介した着回しワードローブ
2016年冬から1シーズンごとに、着回しワードローブ10着をご紹介してきました。そちらを参考にしていただければ、まるっと真似するだけでいいようになっています。色のバランスなども書いてあるのでよければご覧ください。
参考:マネするだけでOK!着回しワードローブ10アイテム《2016冬〜2018冬》
揃え方次第で着回しパターンは何通りにもなる
このように、かけ算で考えると着回しパターンは考えやすいと思います。10アイテムで20〜30通りものコーデパターンができるので、とても効率よく着回せます。
またコーディネート自体はシンプルになったとしても、意外と合わせるアクセやバッグ次第で雰囲気はがらりと変わるもの。毎回同じパターンになったり、地味になったりすることもありません。
こちらを参考にしてみてください。