12月に100着を捨ててから半年が経ちました
2015年12月、ミニマリストのブームにのっかってわたしはほとんどすべての服を捨てました。その量は、45ℓのゴミ袋3袋分。手元に残したのは10着の服と靴。それから毎シーズン、アイテムを入れ替えながら10着で過ごしてみました。今回は最小ワードローブの感想や気になるところを書いてみます。
関連:「フランス人は10着しか服を持たない」を実践して6ヶ月が経ったので結果報告
なぜ服を捨てたのか?
当時、ミニマリストがブームでした。最小限のもので生活する人たちのライフスタイルが衝撃的で、あっさりと感化されてしまいました。また同じ頃、「フランス人は10着しか服を持たない」というベストセラーを読み、「自分にもできそう」だなと思いました。服を捨てようと思ったのは、それがきっかけです。
またライフスタイルが変わったので、心機一転したかったということも理由の一つ。年齢も20代後半になり、それまでの子供っぽい服から脱却しようと思いました。
半年間、それで平気だった?
多くの人が気になるのが、服が10着で大丈夫?ということだと思います。
結論から言えば、問題ありませんでした。あくまでも個人の感想ですが……。
むしろ以前より生活が心地よくなりました。もともとあまり管理するのが得意ではない性分。仕事やプライベートのことをしながら、服をしっかり管理しようと思えば今の数がちょうどいいです。整頓されたクローゼットをみるのはとても気持ちがいいです。
残しておけばよかったものは?
捨てて後悔したもの、残しておけばよかったものはある?という質問。
こちらですが、正直に言ってありませんでした。これまで自分は何を大事にとっていたんだ、と思ったほど。基本的な服は残しておいたし、想いの詰まったださいTシャツなんかも残しておいたので、捨てる基準が間違っていなかったのかもしれません。捨ててしまったもので後悔したものはありませんでした。
困ったことは?
昨年の12月、手元に10着だけを残したとき、正直不安でした。これだけで本当にやっていけるかな?と。
そして半年が経ちましたが、結局いまのところ困ったことというのはありませんでした。
おそらく自分のライフスタイルに沿ったワードローブを残したことが理由の1つ。基本的にはカジュアルスタイル、ときどきセミフォーマルな服が必要。この生活様式にのっとって最小限の服を残しました。
しまった!と困ることはありませんでした。
また、ファッションを楽しむことを我慢しているわけではないことも理由の1つかもしれません。服を最小限するからといって、ベーシックでつまらない服を揃えても面白くないし、まだまだトレンドを楽しみたい。そこで毎シーズンごとに服を入れ替えるようにしていきました。結局全部で10アイテムだけど、とても回転が早い状態になりました。
参考:最小ワードローブの揃え方を公開!必要なのは10アイテムだけってほんと?
これから服を減らそうと思っている方へ
最後に、これから服を減らそうと思っている方へメッセージ。
おそらくわたしたちが思っている以上に、必要な服というのは少ないです。クローゼットのなかにはあまり気に入っていない服が眠っているはず。
最小ワードローブというのは、すべての服が大のお気に入りという状態。これってすごく気持ちがいいんです。理論的にいろいろと理由付けして、最小ワードローブはこんなにいいんだよ、と言うこともできますが、わたしが最小ワードローブを続けている理由はほんとうにこれ。気持ちがいい。いたってシンプル。
最小ワードローブの生活ってなかなかいいものです。もしこんな生活もいいのかもと思ったなら、またこの記事があなたの生活をよりよくするきっかけになったのならば、さいわいです。