色には重さがある|足下に暗い色を持ってくるのがおしゃれの鉄則である理由
足もとが暗い色だと安定感がある
知っておくと便利な知識。色には重みがあって、足もとに暗い色を置くと安定感が出ます。この知識を持っておくと、靴を選ぶときに便利。ワードローブづくりで、ブラックパンプスをおすすめしているのも、黒の靴はかなり使い勝手がいいからです。スニーカーを選ぶときも、とくにこだわりがなければ黒を選ぶのが得策です。
色には重さがある
こちらの画像を見てください。パッと見て、どちらが重そうですか?
こう質問したとき多くの人は「黒」だと答えます。
人の脳は一瞬のうちに、暗い色の方が重そうだと感じてしまうんです。
どんな色かに関わらず、人は暗い方が重たいと感じます。高級ブランドなどが黒の箱を使うのはその方が重厚感が出るからです。「暗い方が重く感じる」というこの知識はコーディネートにおいても応用することができます。
足もとに暗めの色をおくと安定する
引用:https://jp.pinterest.com/pin/450641506444894342/
基本は、上が明るく、下にいくにつれて暗くなるコーディネート。下に重心がくるように見えるので、安定感を与えます。
どんな色のコーディネートでも、靴が黒だとどっしりとした印象になり、コーデがまとまります。
白を置くときはハズしとして
引用:https://jp.pinterest.com/pin/538602436661285682/
では、白の靴はどういうときに使うのかと言えば、コーディネートのハズシとして使うときです。画像を見ていただくと、黒の靴に比べて、ふわふわと浮いた感じなるのがわかるかと思います。正直、白の靴は使いどころが難しいものです。
そこで、白の靴を使うときはコーデのアクセントとして使うのがおすすめ。全体を暗めのトーンでまとめ、あえて反対色の白を置くことで、変化がでます。白の靴はカラーパンプスと同様のインパクトがあります。
ブラックパンプスが万能すぎる
基本のワードローブで繰り返しお伝えしているのが、ブラックのプレーンパンプスは持っておくべきというもの。どんなコーディネートでも、黒のパンプスがあれば落ち着いて見えるからです。
カラーパンプスだとどうしても合わない色が出てくるし、白はアクセントとして使うべきなので、結局は黒のパンプスが一番使えます。
黒のパンプスを1つ持っておいた上で、カラーパンプスや白の靴を揃えるといいです。
靴は黒を選ぶべき
色には重さがあって、コーデに黒の靴をもってくるとかなり安定感がでます。パンプスにしろ、スニーカーにしろ、とくにこだわりがないなら、黒を選ぶべき。
まずは黒の靴を揃えて、そのうえで白に挑戦してみたり、カラーパンプス、柄パンプスを揃えるべきです。ぜひ今後のお買い物の参考にしてみてください。